かげのメソロギア研究【メソロギア】

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【メソロギア】盤面有利、不利とディフェンダーが根本的に弱い話

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 にゃーん、かげです。

 今回はメソロギアにおける盤面有利、不利とディフェンダーの役割についてです。

盤面有利と盤面不利

 どのような形であるかは別として、ここについてはすでに言語化できているメソロギ

ストも多いかと思いますがメソロギアでは手札4枚とSPが盤面となります。また、潜在的に山札の下に戻ったカードと墓地が関わりますがここでは言及しません。後述します。

 次に、盤面有利と盤面不利ですが、大きく分けてこの五つに分けられます。

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 これは、対戦中に感じたことのあるプレイヤーの方が多いかと思いますがLIFE、SP、手札の質の変化で流動します。極端な例でいえば相手の召喚した《白騎士指揮官・アルカディア》を破棄などで回避した際に次のターンに脅威となる択が減るなどといったことで変化します。

 以下、対戦しているプレイヤーの盤面有利や盤面不利が崩れるパターンについて解説します。

SPが減少し、カードが召喚できなくなった時

 これは相手がコストを支払ってカードを投げる、SP削減をすることで起こる変化です。SPが減少し、発動できないカードができた時、相手の手札が実質減ったことになり、有効なカードを召喚できなくなる場合があります。例えば、削減vs白騎士の対面で削減側が《マッド・ガンナー》の攻撃を通し、相手のSPを12にした場合《白騎士指揮官・アルカディア》を手札に抱えていた場合、召喚できないため、無駄に抱えつ図けることとなります。こては逆の場合でも発生し、SPを11持っている相手が《蒼魔道王・ヌル》を召喚し、SPが3になった場合、白騎士側は安全にチャージャーを投げることができるようになり、その内容次第では相手がアタッカーを詰まらせる、アーロンアルカディアの必要SPを貯めるなどし、盤面有利、不利がひっくり返ります。

手札に妨害を当てられたとき

 ハンデス、凍結などにより有効なカードが少なくなる場合です。これが0枚になった場合にアタッカーなどの通したいカードが確実に通ります。また、手札のアタッカーが減った場合、相殺や高パワーのアタッカーで相手のアタッカーを無力化できる回数が少なくなり、有効な択が弱くなることに直結します。一時期のバニラ陰険ベルセルクが懐かしいですねwww

ディフェンダーを採用するパターンとそのメリット

別の理由で強いディフェンダーが存在する場合

 悪魔や妖精などの場合です。特別に強い《悪魔骸骨》や《妖精竜馬・ケルピー》などの本来のディフェンダーの役割以外の仕事ができるカードを採用している場合です。

ディフェンダーの採用によるSP効率の強化

 これは白騎士デッキが該当し、このデッキは10ターン目まで素の状態では攻め手が全くない代わりにそれ以降に爆発的な択を構えることができます。また、ディフェンダーの弱い点である攻めに参加できない点をカバーしながら数少ない利点であるコストが低いこと利用してデッキ内のSP効率を間接的に上げることにつながっています。

負けない択をほかの手段で作れない場合

 魔導書や銃士などのバーンデッキや部隊長を採用しないアグロがこれに該当し、どうしてもディフェンダーに頼らないといけない場合です。また、バーンデッキの場合はドローソースとしても用いられるため、これ以外の理由が存在する場合もあります。

盤面から考えられるディフェンダーの弱さ

 以上の点を総合し、ディフェンダーの採用が確実なアドバンテージとなるのは「確実に敗北する」状態を「安定択を連打できる」もしくは「お互いの択が潤沢」の状態に持っていくことだけであり、ディフェンダーの基本的なパワーである16ではパワー12のアタッカーなどに対してはリーサルに関与できるようなLIFEへの干渉ができず、戦力としての保証は基本的に皆無です。

 また、自分が有利であるときに手札を3枚で戦いに行くようなものなので非常に裏目となりやすく、デッキ本来のパワーを出せなくなります。

 以上のことを踏まえて、不死鳥などの強力なカードはどのように対処するのか?などといった話が出てくると思いますがそこについて先に回答します。結論から言えば出させないこととに注力するのか最適解です。構築戦ではこれが通ったら負けとなるカードは多く存在しておりこれらに直接対応することは非常に難しいですが、出させないことはSP削減やコスト増、ディフェンダー化などの対処法が汎用カードの中に存在し、タイミングを問わない場合もあります。また、ディフェンダーの少数採用したとして引ける確率は高くないため、割り切ってデッキパワーでほかの対面との勝負に勝ちやすい構築の方が構築戦で勝てる強い構築であると考えます。

まとめ

 僕も初心者の頃は4/16でも強いと勘違いしていたのでしょうがないことだと思います。ある種、運営の仕掛けた罠ともいえるこのディフェンダー群に騙されないでほしいです。