かげのメソロギア研究【メソロギア】

ルールを守って、楽しくメソロギア!

メソロギアの「勝てる」考え方〜択とデッキ(旧神)編〜

 こんにちは、かげです。今回はメソロギアの「勝てる」考え方シリーズ第二弾の択とデッキ選択編です。

概要

 この記事は2023/02環境を例として実際にどのデッキを握ってどんな択を取ることがベスト三章立てでまとめています。

 第一章で「択」の弱さ、第二章で択の広さとやれること、第三章で最短と迂回について解説します。

第一章 択に持ち込む=弱い

 択のとり方編でこれを書くのはどうかと思いますが基本的にこれは最終手段です。例えば、無理矢理択に持ち込むカードの代表格である《聖衣の少女・オリガ》などを採用せざるを得ないデッキは選択しない方が無難でしょう。ディフェンダーの役割については別記事に書いたので今回は省略します。

第二章 やれることの多いデッキ

 以上より、私はメソロギア初心者には「やれることの多いデッキ」を握る勧めたいです。今だったら悪魔か天騎士がおすすめです…と言いたかったのですが投稿日が2023/2環境なので旧神で話します。旧神以外に初心者に勧められるデッキがないです。悪く聞こえますがこの部分さえ受け入れれば後はプレイングだけです。簡単ですね。

 本題のやれることについては、《旧き女神・エンデス》(以後エンデス)と《衝撃の大蛇》(以後大蛇)の打ち方や相手の旧神の受け方です。

 まず、エンデスの使い方は以下の3つです。

  1. 手札に11アタッカーを生成する
  2. 相手のエンデスを相殺する
  3. 他の盤面を除去から守る

 1.は手札に残すアタッカーを作ることです。引いたら即投げする人も見かけますがあまりお勧めできません。手札のパワー7のアタッカーを投げられる状態でエンデスを打つのが最強です。この環境ではパワー11を作ることで「相手のエンデスを止める」、「リーサルに近づく」、「相手のパワー7を通さない」と言ったメリットがあります。これを最も実現しやすいのがエンデスです。これを意識してエンデスに大蛇などの除去をもらう直前に打つのが最適解です。

 2.はミラー意識の動きで、今環境では必須です。お互いにエンデスを打たせて相殺を狙います。相手の手札にパワー7アタッカーがいる場合、次のエンデスは通らないため相殺する必要があります。

 3.はバフ済みのカードや11のエプタがいる時の動きです。この場合は大蛇などの選択除去で両方を取られることを防ぐため、両方残すことで本命を奪われても動けるようにします。

第三章 択の最短と迂回

 ここからが本題です。先述したようなお互いにエンデスを持った盤面はエンデスで動くことが必須です。しかし、自分だけがエンデスを持っており、相手がディフェンダーを持っている場合にどのような動きをとるでしょうか。最短はディフェンダーを無視してエンデス召喚です。しかし、不安も残るため他のカードも選択肢に入ります。召喚するカードを大蛇や《フリーズアーチャー》とし、ディフェンダーに対して妨害する、《蒼の奏者》や《黙殺の令嬢》などの高パワーのチャージャーを召喚することでSPを確保する事で自分のアタッカーをより連打しやすい状況を作ることも可能です。また、手札の他のチャージャーが大蛇が2枚+蒼の奏者であればチャージする択を残すために大蛇から召喚するなど、手札の質との検討も必要です。少なくとも、「相手にディフェンダーがいるからとりあえずチャージャー」は明確に1ターン逃しています。やっていることはリーサル逃しとほぼ同じです。

 これは他のパターンでも言えることで、自分のエンデス以外がチャージャーの場合はどうでしょうか。最短はエンデス即投げ、デッキ上アタッカー狙いです。これでは安定して勝つことができません。そのために必要な迂回は相手のデッキ上を牽制し、アタッカーを引いたらエンデスを倒せるようにすることです。私はそのために大蛇を3枚積んでいます。

最後に

 2023/02環境は単純な択が多いため、基本編として載せました。来月以降に応用編のようなものを書く予定です。いわゆるアグロ寄りの環境は2020/10以来なので慣れない方も多いかもですが頑張ってください。