こんにちは、かげです。七月下旬はかなり忙しく英雄のプレイングを磨く余裕がありませんでした。多分今月?の公式大会でも極めた英雄に勝てる気がしません。
ここからが本題ですが、今月は最速6000まで使い、今でも使っている新カード追加後の悪魔デッキの解説です。
- デッキ
- 蒼魔悪魔
- 竜巻悪魔
- 基本的な動き
- カードごとの解説
- 蒼魔悪魔、竜巻悪魔で共通の汎用カード
- 蒼魔道士のカード
- 竜巻ギミックのカード
- 竜巻悪魔と蒼魔悪魔の違い
- マリガン
- デッキごとの相性と立ち回り
- 最後に
デッキ
蒼魔悪魔
竜巻悪魔
竜巻悪魔は先ほど紹介した蒼魔採用型と異なり、天候や一枚完結のカードを採用できることが特徴です。
基本的な動き
まず、悪魔の共通効果である自分の手札の破壊を利用することで手札発動で盤面を荒らすことで攻撃やバーンダメージを通すことで勝利を狙います。
カードごとの解説
魔界梟
手札発動で相手の手札のチャージャーを破壊できるカードです。
ほぼすべての対面で腐ることなく使うことができ、妖精対面ではハーメルンを破壊することでチェイン条件をずらすことが可能である。
余談だが、悪魔梟ではない、魔界梟である。
コキュートス・デビル
破壊要因1。基本的にはほかの悪魔の効果を起動させるために使うカードである。また、初動でこのカードと《魔界梟》を組み合わせることで相手の2ターン目のチャージャーを破壊でき、3ターン目以降でしか相手の手札や戦場に干渉できない12スタンなどに対しては非常に有効です。
首切りの悪魔
共通効果の手札破壊と優秀なスタッツを持ち、スタン対面で相手の手数を減らすことや、徘徊するゾンビやカオス・シルヴァーなどの強力な手札発動を持つカードの処理、単純にパワー8のアタッカーとしての打点要因としても強いです。
ダークモンスター
戦場のチャージャーを破壊するカードで、主な役割として相手がアタッカーを投げられないSPであるときや銃士や魔導書などの多くのSPを必要とするデッキの初動を潰すときにこのカードが輝きます。
悪魔王・シェイド
悪魔デッキの最重要カード。このカードの効果で《悪魔王・シェイド》をサーチ、もしくは回収することで疑似的なループを生むことができ、素引きの悪魔をすでに持っている場合、場に出す悪魔+妨害として使う悪魔+《悪魔王・シェイド》の手札を形成でき、《悪魔王・シェイド》を召喚した場合は二種の妨害、別の悪魔を召喚した場合には手札の悪魔の妨害または《悪魔王・シェイド》の疑似ループの択を生み出せる強力な手札になります。また、悪魔の攻撃8点+悪魔の効果での3点バーン×2+《悪魔王・シェイド》の10点でちょうどリーサルになるのでその点においても非常に優秀です。
悪魔骸骨
対アタッカー用の最終兵器かつ悪魔が相手に対して大きな負担を与えるためのカードで破壊無効や召喚時効果無効を持たないアタッカーを処理できます。具体的には《悪魔王・シェイド》よりパワーが高く、破壊無効や召喚時効果を無効化する《天旋の不死鳥》、効果でアタッカーとなった《白騎士指揮官・アルカディア》はデッキ内で処理できないです。基本的に手札効果の方を用いますが、戦場に出すことで複数の悪魔の妨害を相手にばらまくことができます。その一方、妨害にならない悪魔も破壊されるため一気に不利な状態になる場合もあるので注意が必要です。
蒼魔悪魔、竜巻悪魔で共通の汎用カード
暗黒剣聖・シャドウスケルトン
蒼魔悪魔、竜巻悪魔共に採用されるカードで、役割は大きく分けて3つで、
- 墓地の悪魔を使いまわす。
- ディフェンダーを回避しつつ顔面を詰めたい時。
- どうしてもチャージャーを確保したい時。
リソース回復、中盤の詰め、事故防止の3点で幅広く活躍できるカードです。
泣き虫聖者
1枚ですべての悪魔を召喚できるようになる初動のカードです。基本的にマリガンでこのカードを狙い、SPの高い状態を保って優位な状態を作りに行きます。
蒼魔道士のカード
プリンス
蒼魔悪魔で採用されるディフェンダーを凍結させるカードです。これに対して、相手が行える直接的な対処法はこのカードに召喚時効果を止めるカードを投げるしかなく、この択だけでSPや択を大きく減らすことも可能です。
魔法学院生徒・ソニア
こちらも蒼魔悪魔で採用されるカードで、特定のカードを凍結させる性能は低いですがチャージャーとアタッカーを交互に投げる動きを止めることができ、相手の上振れを断ち切る性能が高いです。
竜巻ギミックのカード
魔人・ホーリー
竜巻悪魔で採用される戦場のカードを手札に戻すことができるアタッカーです。このカードの存在により基本的なディフェンダーやパワーの高いアタッカー、蒼魔悪魔のギミックではケアできない《天旋の不死鳥》や《緑竜》に対しても非常に有効なカードで悪魔のギミックの弱点を補完します。しかし、天候を変えられてしまった場合や初手から機能するわけではなく、その場合は択にもならないため使いどころには注意が必要です。
竜巻悪魔と蒼魔悪魔の違い
まず、蒼魔悪魔と竜巻悪魔の違いの中で特に重要なことが以下の4つであり、それぞれ説明します。
1.盾に対する対処法の違い
盾に対する対処法は一長一短で、蒼魔悪魔の場合はプリンスを用いて盾を必ずとマテから殴れる代わりに《超龍・ミスリルアージュ》などの高パワーのアタッカーに対しては無力です。しかし、竜巻悪魔の場合は、《魔人・ホーリー》を用いて盾を一方的に跳ね返し、SPの無駄遣いを誘発させることで対処します。また、魔人・ホーリーを用いる際のデメリットとして、召喚時効果を止めることのできる盾である《聖衣の少女・オリガ》や《白騎士指揮官・アルカディア》に対しては無力であるため、注意が必要です。
2.一枚完結のアタッカーを採用できるかどうか
これは主に《魔人・ホーリー》の採用ができるかということであるが、このカードを採用することでサーチを封じる監視する目玉や手札効果を無効化する無言の支配者に対しての柔軟な対応につながりますが、デッキ内の悪魔が減ることで《悪魔王・シェイド》で触ることのできるカードが減るということでもあります。
3.デッキ内の触ることができるカードの違い
先述の通り竜巻悪魔より蒼魔悪魔の方が触ることができるカードが多いですが、基本的に《悪魔王・シェイド》を用いることで山札や墓地から加えるカードの組み合わせが増えることで蒼魔悪魔の方がより適確な組み合わせのカードを手札に揃えることができる。
4.相手が用いる天候に対する対処
これは竜巻悪魔のが圧倒的に簡単です。相手の張ってきた天候に対しての捲りを1ターンでこなせるうえ、天候の奪い合いでターンを浪費させつつこちらは天候を参照しない悪魔のギミックを通すことで相手に大きなテンポロスを与えることができます。
マリガン
マリガンは蒼魔悪魔、竜巻悪魔共に同じでパワー8以上のチャージャー+相性のいい悪魔2枚+チャージャーを狙うのが基本です。また、SPを22以上貯めないとギミックが回りづらいためチャージャーが手札にある場合はキープした方が安全です。以下にマリガンで狙う組み合わせについて書きますがマリガン前に見えるカードによっても変わるため全力で狙えばよいというものではございません。予めご了承ください。
- パワー8以上のチャージャー+悪魔チャージャー+《悪魔王シェイド》+α
- パワー8以上のチャージャー2枚+悪魔2枚
- 《魔界梟》+《コキュートス・デビル》+自由なチャージャー+α
- 《悪魔骸骨》+悪魔+チャージャー2枚
1.のプランは妖精やゾンビなどのアタッカーのパワーが10を超えることが少なく、かつ殴り合うデッキに対して有効な手札で、継戦能力が高く幅の広い択を取ることができるため高いデッキパワーを生かせます。しかし、アグロなどのリーサルが早いデッキ相手には大幅なテンポロスが生まれてしまうので注意が必要です。
2.と3のプランは妥協ハンドですがそれぞれ役割が異なり、2.は殴り合うデッキ相手に狙い、3の場合は初手からチャージャーを破壊し相手の手札事故を誘発させたい時に狙います。
4.のプランは早いデッキを相手する際に狙う手札で、比較的早い段階から相手を止めることができます。しかし、継戦能力は下がってしまうため中盤以降の引きに依存してしまうことが欠点です。
デッキごとの相性と立ち回り
妖精
蒼魔悪魔:五分
竜巻悪魔:五分
蒼魔悪魔、竜巻悪魔共に優先権を保持した際に相手のチェインをずらすことができるため、その際に《妖精を率いるもの・ハーメルン》や《妖精蛇竜・ワーム》などの大きなアドバンテージを生むカードを破壊することでアタッカーや主要な妨害である《フェアリーテイマー・タチアナ》にアクセスできないようにします。
赤十字騎士
蒼魔悪魔:微不利
竜巻悪魔:微有利
まず、蒼魔悪魔の場合はプリンスで《赤十字支援兵》を凍結することで遅延することでターン数稼ぐことができるものの、アタッカーに対する対処法が《悪魔骸骨》に頼り切ってしまうことや《赤十字迎撃兵》に対しての有効な手段が非常に少ないため、多数のアタッカーに押し切られることがそれなりにあります。
次に、竜巻悪魔の場合、盾に対しても有効に立ち回ることができる《魔人・ホーリー》の存在が大きく、初動や途中で引いてきたチャージャーや《赤十字迎撃兵》を跳ね返すことでターンを稼ぎながらLIFEを詰めることができます。また、腐りやすい《ダークモンスター》がデッキに入らないことがこちらの事故率を減らしています。
バーサーカー
蒼魔悪魔:有利
竜巻悪魔:有利
_人人人人人人人人_
> 悪魔骸骨万歳 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
骸骨引いて適当に絶対召喚のタイミングで効果を使ってください。相手が勝手に溶けます。引けなかったら負けです。
ゾンビ
蒼魔悪魔:不利
竜巻悪魔:不利
どうあがいても不利であることは覆せないですが、高パワーのチャージャーに対して的確に《ダークモンスター》の効果を用いることや、《ナイトアサシン・ヴァネッサ》が入った型の場合、SPを消費する行動に対して同じパワーのカードをあえて投げることで盤面のアドバンテージを取ることで相手に強力なカードをより多く戦場に吐かせることを狙います。また、竜巻悪魔の場合《魔人・ホーリー》でいかに重いカードを跳ね返すことができるかを重視することでSPで優位に立ちましょう。
銃士、魔導書
蒼魔悪魔:有利
竜巻悪魔:微有利
まず、蒼魔悪魔の場合は2ターン目に《魔法学院生徒・ソニア》を利用し、3ターン目の動きを封じることで相手がバーンを伴う手札効果の発動を遅らせることや、《ダークモンスター》の効果で初動のチャージャーを潰すことができるため比較的に試合を優位に運ぶことができます。また、《プリンス》の効果を使用することで悪魔のギミックでは止めることができないディフェンダーを凍結することでアタッカーを安定して通すことができます。
次に竜巻悪魔の場合ですが、相手のディフェンダーを躱しながらアタッカーを通す必要があるため、相手が銃士の場合は《首切りの悪魔》の効果で《乱射兵》
を破壊しながら《魔人・ホーリー》や《暗黒剣聖・シャドウスケルトン》を通すことでの勝利が狙えますが、破壊耐性のある魔導書の場合は《黒魔導士・ワルキューレ》
の効果が発動するSP26を一度でも超えられた場合一気に不利な状態になってしまいます。
最後に、バーンデッキは基本的にアタッカーによる殴り勝ちが狙えないため、相手する際はディフェンダーに極力ぶつからないようにしなければなりません。一度の反射ダメージが少なくとも1ターン以上リーサルが短くなることがほとんどです。
12スタン、ドローカオス
蒼魔悪魔:微有利
竜巻悪魔:有利
蒼魔悪魔、竜巻悪魔共に《天旋の不死鳥》や《緑竜》を召喚された場合、対処法が《首切りの悪魔》や《魔界梟》などのバーンでLIFEを削りきる以外の方法がありません。特に、《天旋の不死鳥》は3回殴られるだけでこちらのLIFEが尽きてしまうため、汎用カードでの対処も検討しなければなりません。
次に、蒼魔悪魔の場合、召喚時効果を封じる《白騎士指揮官・アルカディア》やディフェンダーとアタッカーを拘束する《白騎士天使・アルテミス》に対しては比較的強く出られますが、《超龍・ミスリルアージュ》や《魔人・ベルセルク》
に対しては直接投げられる《ロイヤルサーヴァント》の効果を先に打っておくなど、多くの対策が必要です。
次に、竜巻悪魔の場合は《超龍・ミスリルアージュ》や《絶対王・キング》
などの強力なアタッカーを跳ね返す手段が多いため、竜巻天候を維持することができると広い択を維持することができます。しかし、《白騎士指揮官・アルカディア》の天候変化と召喚時効果封印に対しての確実な対処法がないため、召喚された際にも動ける手札とSPの維持が必須です。
灼熱
蒼魔悪魔:微不利
竜巻悪魔:有利
蒼魔悪魔の場合は天候を奪取することができないため《首切りの悪魔》による手札のアタッカーの破壊、優先発動と《ダークモンスター》の組み合わせでバフ効果の妨害と基本である《悪魔骸骨》の維持を行えるSPの確保が必要です。また、相手が《フレイムバトラー》を採用している場合、《コキュートス・デビル》はこの効果の対象になるため、《悪魔王・シェイド》の効果でサーチしない、もしくはできる限り早めに使うことでできる限り択を減らさない立ち回りが重要です。
次に、竜巻悪魔の場合、メインギミックで天候の取り合いに参加できることと、天候依存のギミックが《魔人・ホーリー》のみであることからカードが出せない手札でなければ基本的に相手の動きを通さない立ち回りができます。しかし、こちらは攻撃成功時に天候を変えるギミックが存在しないため、相手に優先発動が回る直前のターンの攻撃成功時に灼熱天候に変えられた場合に相手より先に天候を変えられないため悪魔のギミックでの対処が必要です。
光明
蒼魔悪魔:不利
竜巻悪魔:有利
まず、蒼魔悪魔の場合、光明天候+シャイニング成立を止める手段が非常に少なく、遅らせたとしてもせいぜい2~3ターンが限界であるため、シャイニングの効果の適用範囲外である手札からのバーンでLIFEを削る、もしくはプリンスで凍結した次にターンに攻撃を通すことが基本です。しかし、相手側もディフェンダーに頼らない防御手段である《ガブリエル》や《支援者・ルイス》を用意していることがほとんどであるため、
優先権を持っていない場合は《暗黒剣聖・シャドウスケルトン》、持っている場合は《ダークモンスター》の効果を用いての対処が必要です。
次に、竜巻悪魔の場合は灼熱の時と同じく天候の取り合いに参加できるため前述したような対処法を用いることは少ないですが、《聖衣の少女・オリガ》に対する確実な対処法がないため、これに関しては注意が必要です。
最後に、蒼魔悪魔、竜巻悪魔ともに光明デッキとの対面では削らなければならないLIFEが増えるため、《悪魔王・シェイド》の疑似ループでデッキ内のリソースを吐き出し過ぎた場合、デッキ内の悪魔が尽きてしまうことがあるので全体的に余裕のある対面ではないことは気を付けるべき事項です。
最後に
悪魔デッキは基本的に複数枚初動で択の幅の広げ方が難しいデッキであるということと、環境で活躍したのがかなり昔であったため資料が少なかったため、それをまとめるという目的もあったのでぜひ活用ください。
また、この対面の対策を知りたいといった質問などございましたら気軽にDMください。
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