かげのメソロギア研究【メソロギア】

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【メソロギア】メソロギアの歴史を振り返る2020年後半編

 かげです。今回はメソロギアの歴史です。

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前々から書きたかったのですが時間と労力がとんでもないことになる前に書き切ります。

3周年までに2022年7月まで執筆、投稿したいです。応援よろしくお願いします。2022年6月以降である理由は某記事と被ることと、それ以前の自分が浅いからです。

 

6.7月

初期:新能力・チェインの登場

 初期は妖精のような種族が存在せず、いまいちパッとしないカード群でしたが、初期のテキストが曖昧だった《エルフアーチャー》

(画像)

が相手のアタッカーのパワーを全て奪う最強仕様であることが発覚、5月環境からTier1だった暗黒スタンの選択肢を広げました。また、《ホワイトドラゴンライダー》もここで登場し、スタン環境が続くと思われました。

中期:スタン環境の崩壊

 除去、チャージ量、戦場干渉の3拍子を揃え、高いデッキパワーを誇った暗黒スタンが高いシェアを誇る中、《エルフアーチャー》

(画像)

を2ターン目に打つアグロが台頭、1回のチャージでリーサルに向かうこともできる圧倒的な性能を誇りました。

docs.google.com

 また、暗黒スタンがTier1の時代から存在した拘束コントロールはアグロに対して微不利が着くものの他の対面に対する安定性で生き残り、アグロに有利を取るために光明コントロールが数を増やしました。

 また、月間1位はケロンパさんでした。

後期:硬直する環境

 7月、修正なしッ!!!

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 何も起きないままアグロ、光明コン、拘束コンの3強環境が続きました。LOも台頭しました。個人的に盛るのが一番辛い月でした。

 月間1位は蒼の奏者さんでした。

8月

金!バーサーカー!召喚士(師)!

 無理矢理にでもKBSにしたかった。《バーサーカーアックス》と《ケイオスバーサーカー》の追加、そして英雄の影に隠れた一強環境、トリックマン環境です。詳しくは後述します。

 8月期の調整↓

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初期:バーサーカーの強化

 シーズン開始直後〜8/5くらいまではバーサーカーとカオスで溢れました。正直、絶対召喚が通るかどうかしか話すことがないので何もないです。

中期1:バーサーカーから召喚士(師)へ

 本編です。先ほども少し説明しましたが、チャージャーのコストも下げる(当時)《光を導きし者》(以下:‪光導‬)の効果で《トリックマン》(以下:トリック)と《時を操る者・アリシア(アリス)》(以下:アリシア)をサーチし、山札から好きなカードを好きなだけ召喚するデッキが1強でした。

構築の一例です。当時は森の少女が0/6、トリックマンが12/0、レインバトラーが2/7です。

トリックマン召喚士の初動

  1. ‪光導‬×2
  2. ‪光導‬+トリック
  3. 光導+パワー6以上のチャージャー
  4. ‪光導‬+アリシア

1.〜4.の複合型(‪光導‬+アリシア+6以上チャージャーなど)
これに加えて初動にトリックを持っているとその枚数だけ上振れになります。

トリックマンの初動
1t:1.の場合は‪光導‬を召喚してトリックをサーチ、4.の場合は‪光導‬を召喚し、‪光導‬をサーチ、それ以外はチャージャーを召喚。

2t:‪光導‬召喚。アリシアをサーチしてアリシアの効果で回収。

 以上の初動を行ったあと、SPを溜めて《超竜・ミスリルアージュ》や《魔人・ベルセルク》を召喚します。基本的に4ターン目には切り札級のカードを好きなだけ出せるようになります。基本的には優先権でディフェンダーを出して相手のアタッカーを避けます。ただ、SPが足りない場合は召喚先が《ラファエル》となります。

関連記事:みんなもトリックマン紙ロギアをやろう!
(記事制作中につきもう少々お待ちください。)

中期2:トリックマンの構築の洗練

 トリックマンミラーに寄せた構築が増えました。トリックからの召喚先として《エレクトロウォリアー》を召喚し、相手にトリックの効果を使わせずに殴るプランが登場しました。他にも、《カウンターブレイド》で反射して勝ちをもぎ取る構築やディフェンダーを《ブレイブブレイカー》で手札をの破壊など、幅広いサブ種族と召喚先が増えました。

後期:トリック緊急修正とアグロ

 8/20に‪光導‬がナーフされ、チャージャーのコストを下げられなくなりました。

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 これにより、今まで姿を見せられなかった多くの2/7アタッカーを積めたアグロが流行しました。

 月間1位は産卵さんでした。

9月

調整と変更点

 この月からSeason Championが正式な称号となりました。

 レート倍増バグが発生し、《黒騎士王・オーディン》や《パンプキンヘッド》が使用禁止になりました。

 Season Championはoiさんでした。

環境:トリックマンの続投

 《光を導きし者》はナーフされたものの、《トリックマン》は現役でした。そのため、SPを大量に稼ぐ動きと組み合わせた型が流行しました。主に「カオストリックマン」と「竜巻トリックマン」の二つが頭一つ抜けていました。

 また、その対抗策として竜巻アグロが登場し、今までのアグロに加えて《長老》と《魔人・ホーリー》を組み合わせることで妨害を踏み越えるデッキです。

 最終的に竜巻アグロに対する耐性が高いカオストリックマンが生き残り、2強環境となりました。

 以下、2020年9月に開催された公式大会を準優勝したえびるさんの竜巻アグロとカオストリックマンです。カオストリックマンは画像4枚目、竜巻アグロはリプライの画像1枚目です。

10月

調整と変更点

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 《エルフアーチャー》の下方修正が行われました。

環境:トリックマンと竜巻アグロ②

 トリックマンと竜巻アグロの2強環境が継続しました。11月中旬の更新までこの体制が継続します。

 また、新たなデッキタイプとしてCGSを発展させた《カオス・シルヴァー》と《くまさん》のコンボ+白騎士+12スタンの複合系の爺型カオスが登場しました。

レシピ(IREVAさんより)

 Season Championはかめさんでした。

11月

調整と変更点

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環境:アグロ、最後の輝き

 レインバトラーが4/7だった最後の月です。調整により環境からトリックマンが消え、竜巻アグロがほぼ1強の状態でスタートしました。

更新前

 前環境のからトリックマンがいなくなり、序盤は竜巻アグロ1強でした。途中から《ナイトスレイヤー》を採用した蒼騎士アグロが登場。

 

最強アグロ決定戦となりました。また、どちらのアグロも竜巻はモニカ、蒼騎士型はドリルウォーリア採用していたため光明が少なかったです。当時の光明使いは全員上手かった。

更新後

更新記事↓

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 ドローソースの上方修正がメインです。また、死神+パンプキンのコンボを《黒騎士・ローズ》1枚からできるようになりました。他にもさまざまな下方修正されたカードが修正前に戻されました。

 環境は引き続きアグロがTier1でしたが、上方修正されたカードが天候を使うカードが多かったため、次第に蒼騎士アグロが優勢となりました。

 Season Championはえびるさんでした。

12月

更新内容

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 二天候デッキ、拳闘士の新規と《レインバトラー》と《黒老魔導師》のナーフ、そして最強のドローチャージャーである《マッドサイエンティストちゃん》が登場しました。ドローソースが大きく増えたことでカードが引きやすくなり、この月は手札を大量に抱えるデッキが多くなります。

環境:アリシア環境

 先述した《マッドサイエンティストちゃん》の登場で、アリシア白騎士はアグロに耐性を持ち、《カイロス》や白騎士ディフェンダーを使い回すメタデッキで、11月下旬から徐々に増えていました。

 

 アリシアレウィンアリシア白騎士を打点と貫通で踏み潰す性能があり、驚異的な性能を誇りました。《白騎士天使・アテナ》でこすろと下げた白騎士をアタッカーで踏みつぶす動き合メインです。

 1ターン目にドローソースで8チャージ、2ターン目に《蒼騎士女兵》の攻撃を通してドローし《時を操るもの・アリシア》で回収。3ターン目にドローチャージャーを通、18SP、ドローで手札が8枚以上であるため4ターン目に《蒼騎士・レウィン》を通して勝つ動きが非常に強いデッキでした。また、4ターン目にレウィンを通せない盤面でもSP36までチャージし、《蒼騎士団長・アーサー》+《蒼騎士・レウィン》での勝利や、そもそもディフェンダーの上からLIFEを削るなどの豊富なリーサルパターンがありました。

 また、カオスデッキは《黒老魔導師》が抜けた枠を《マッドサイエンティストちゃん》が埋まる形となったドローカオスとして活躍しました。山札の中身の未来視など、高度な技術を要しましたが、アリシアレウィンへの対抗策として非常に高いパワーが出せました。

Season Championはえびるさんでした。

 

最後に

 記事作成に協力してくれたえびるさん、IREVAさん。ありがとうございました。

2021年編へ続く…